驚愕の3画面、骨の髄までシビレまくる重低音ボディソニック、海洋生物をモチーフとした巨大戦艦、マルチエンディング…シューティングゲームの歴史に金字塔を打ち立てた初代から一転、1画面のコンパクトな構成となった本作は家庭用としてシリーズ中最も遊べる良タイトル。
特にサターン版がほぼ完璧な移植で、アーケードと遜色なく遊べる上、比較的入手もしやすくオススメ(PS2の某メモリーズはレスポンスが難)。
基本は撃ちまくりの横スクロールシューティング。
シリーズ初となるボム採用(しかも超強力)で、上級者から初心者まで遊べる間口が広いバランスが素晴らしい。
総じてやや難易度は高く特に後半ステージが辛いものの、気前よく補充されるボムの連打で何とかなるのは初心者にも嬉しい仕様。
ダライアスといえば、何と言っても巨大な魚介類ボスが外せない。
外伝ではボスの暴れっぷりが余りに凄まじく、1~2作目と比べるとテンションは格段に上がりっぱなし。
特にシャコ、オニキンメ改などの華麗にして暴虐な攻撃パターンには絶望と驚嘆を禁じえない程だ。
とはいえボム連発で何とかなるので、非シューターでも充分遊べるのも良いところ。
また、ダライアスに欠かせないZUNTATAサウンドも健在。インダストリアルで重厚な初代、軽快でまとまりの良い2に対し、外伝では女性のコーラスやアンビエント音の多用など、有機的イメージが特徴。
多彩な曲調でありながらも、きらびやかな音色とコーラスにより、ゲーム全編を通して楽曲の統一感がしっかりと保たれている。
ラストステージは冒頭の無音時間がステージごとに調整され、必ずボスの登場シーンとシンクロして終わるようになっているなど、映像展開と一体化した演出の配慮はZUNTATAならでは。
シリーズでも屈指の爽快感と、冗長になり過ぎないセンスの良い演出がさりげなく随所に光る本作は、余りシューティングをプレイしないアクション系ゲーマーにも充分推奨できる良作。
今ならサターンの本体ごと買っても安く済むので、未体験者にこそお勧めしたい。
なお、連射は必須。比較的安価に入手できるサターン用連射コントローラでプレイするのが望ましい。
(一応隠しコマンドで連射あり:Bボタンを押しながら「Y右左XZLR」と入力すると…?)


